サンロッカーズ渋谷のコナー・クリフォード 現在はチームアシスタント

投稿 2018年8月14日 終更新 2019年8月28日

サンロッカーズ渋谷のコナー・クリフォード(Conor Clifford)選手について。

2017-18シーズンはB2リーグの愛媛オレンジバイキングスでプレーしていた選手で、2018-19シーズンはサンロッカーズからレンタルの形でB2リーグの島根スサノオマジックでプレーしていました。

2019-20シーズンについては選手契約を解除した上で、チームアシスタントとしてサンロッカーズ渋谷に残ることが発表されています。練習生みたいな扱いなんですかね。



大学入学まで


カリフォルニア州のハンティントンビーチという街で生まれ育ちました。ロサンゼルスの少し南にある海岸沿いの美しい街です。

お父さんも大学までバスケをプレーしていて、お母さんは日系人の柔道家。コナーも子どもの頃は柔道をやっていて、バスケを始めたのは中学に入ってからでした。

かなりのスポーツ一家で、お兄さんはチャップマン大学というNCAA一部リーグの大学でバスケをプレーし、お姉さんは柔道で全米チャンピオンになったことも。

3歳で両親が離婚してお母さんに育てられたコナー。高校ではバスケ選手として活躍し、奨学金プレイヤーとして家からも近いUC Irvine(カリフォルニア大学アーバイン校)に進学します。

高校在学中にお母さんが癌になってしまったことで家から近い大学を選んだようです。残念ながらお母さんはコナーが高校を卒業する前に亡くなってしまいましたが、そのままUC Irvineに進学しました。


UC Irvine時代


高校卒業時点で身長7フィート(213cm)を超えていたコナー。期待のビッグマンとしてUC Irvineに入学すると、控え選手ではあったものの、1年目からコンスタントに試合に出場して経験を積みます。

ところが、翌年Mamadou N'Diaye(ママドゥ・ンジャイ)というセネガルからの留学生が加入。

この人の身長がなんと7フィート6インチ(229cm)。即戦力の1年生が入ってきたことで、UC Irvineはコナーをレッドシャツにします。これはアメリカのカレッジスポーツでよく使われる制度で、試合に出られないかわりにその年は選手としての1年にカウントされません。レッドシャツを使うことで、大学に5年在籍してそのうち4シーズン選手としてプレーできるわけです。


コミュニティカレッジに転校


後輩のンジャイにポジションを奪われてしまった格好のコナー。2年目の終わりにUC Irvineからの転校を決意。サドルバックカレッジ(Saddleback College)というコミュニティカレッジ(短大)に転校します。

コミュニティカレッジは勉強やスポーツで高校卒業時に希望の大学に進めなかった人が進むところ。そこで好成績を残して高いレベルの大学への編入を狙うわけです。

一度入った大学で思うようにプレーできなかった選手が一旦コミュニティカレッジに転校して腕を磨き、別の大学からのオファーを待つこともよくあります。即戦力になる選手を獲得できるので、高校生のリクルーティングと並んでスカウトに力を入れている大学もある。

サドルバックカレッジで腕を磨いたコナーのところにも大学からのオファーが殺到。その数、なんと55。アメリカでも7フィート超えの選手は貴重ですからね。それだけ注目されていたのでしょう。ちなみに、この年のコミュニティカレッジの選手として全米で41番、センターとしては4番目という高い評価を受けていたようです。

数多のオファーの中からワシントンステート大学(Washington State University。通称WSU)に編入。PAC12というメジャーカンファレンスに所属している大学です。他にもユタ大学やサウスカロライナ大学といった強豪校からオファーを受けていたようで、コミュニティカレッジへの転校は成功だったと言えるのではないでしょうか。

ちなみに、コナーからポジションを奪ったンジャイはUC irvineで3年間プレーしたあとプロ入りしました。NBAには手が届かず、最近はメキシコでプレーしていたようです。もしコナーがUC Irvineに残っていたら更に2年間はンジャイの控えだったわけで、転校してよかったですね。


WSU時代


WSUはPAC12の中では強豪とは言い難い大学ですが、クレイ・トンプソンを輩出するなど、バスケでもそれなりに実績のある学校です。

同じワシントン州にはワシントン大学(University of Washington。通称UW)という州立大学もあり、WSUとUWは宿命のライバル。アメフトでは毎年シーズン最終週にこの2チームの対戦が組まれることになっており、アップルカップという名前で親しまれています。UWのアメフトチームはボブ・サップがプレーしていたことで有名ですね。

UC Irvineで1年、Saddleback Collegeで1年プレーしたコナーは、残り2年をWSUで過ごし、主力の一人として活躍します。

特に2年目はライバルであるUWにホームとアウェーの両方で勝利(スイープ)。WSUで確かな爪痕を残して大学生活を終えたのでした。

そんなコナーのWSU時代の動画がありましたので貼っておきます。




Bリーグ入り


大学を卒業するとそのままBリーグの愛媛に加入。愛媛で1年プレーしたあと、サンロッカーズ渋谷と契約するとともに島根にレンタルされていました。

その島根では怪我や病気の影響でほとんど試合に出場することができませんでしたが、シーズン最終戦に先発出場して34分51秒プレー、25得点8リバウンドという成績を残しています。

そして冒頭に書いた通り、2019-20シーズンはチームアシスタントという形でサンロッカーズ渋谷の一員として活動することに。ちょうどいいレンタル先が見つからなかったんですかね。

日系人ということで、将来的には日本への帰化も視野に入っているのかもしれません。そうだとしたら日本では貴重なセブンフッター。このまま選手を辞めてしまうのはもったいないですよね。今後の動向に注目したいところです。


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👉カテゴリー:サンロッカーズ・Bリーグ

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