山形ワイヴァンズのジョルジー・ゴロマン UCLA出身の若きセンター

投稿 2019年8月25日 更新2020年1月3日

2020年1月3日、B2リーグのパスラボ山形ワイヴァンズがジョルジー・ゴロマン(Gyorgy Goloman)選手の獲得を発表しました。


もともとはB1の横浜ビー・コルセアーズでプレーしていた選手。2019年の年末に契約解除となり、今度は山形でプレーすることに。


このゴロマン選手のこれまでの歩みをまとめてみました。

ハンガリー出身ですが大学はアメリカ。1996年4月2日生まれの23歳とまだ若い選手で、211cm、102㎏のセンターです。

大学を卒業したあと、1年間Gリーグでプレーしていた選手です。Gリーグでのプレーぶりをまとめたハイライト動画を貼っておきますので、どんな選手か見たい人はまずそちらをご覧ください。

高くて強くて外のシュートもあって良い選手に見えますね。攻守両面でレベルの高い選手って感じ。





ハンガリーで生まれ、高校からアメリカへ


ハンガリーのケルメンドという人口12000人という小さな街で生まれ育ちました。

バスケに加えてサッカーと水泳をして育ったゴロマンでしたが、身長が伸びたことでバスケに専念するように。

高校卒業後、ヨーロッパのクラブと契約してプロになる選択肢もあったようですが、きちんと勉強すべしというお母さんの意向を受けて大学進学を決意。バスケと学業を高いレベルで両立するためにはアメリカだということで、フロリダ州にあるプレップスクールに編入します。

そこでUCLAのコーチの目にとまってオファーを受けました。1学年下にPrince Aliという有望株の選手がいて、その選手を見に来たUCLAのコーチが、「ゴロマンもなかなかいいじゃないか」ってことでオファーしたようです。他にUCLAレベルのメジャー校からはオファーがなかったようなので、Prince Aliのおかげですね。

そんな恩人であるPrince Aliも1年後にUCLAに入り、大学でもチームメートになっています。


UCLAで4年かけてスターターに


UCLAは日本でも有名ですね。ロサンゼルスのウエストウッドという街にあるにあるカリフォルニアのトップスクールの一つで、バスケでも全米チャンピオンに11回輝いている西の名門です。最後のチャンピオンが1995年で、近年は西でもゴンザガやアリゾナに押され気味だったりしますが。

それでも毎年のようにNBAに選手を送り込んでいる学校の一つ。ゴロマンが入学する直前のドラフトでは1巡目で3人指名されるという快挙も成し遂げています。ゴロマンと一緒に入学した3人も、揃って全米トップ50という高い評価を受けているエリート達でした。(ゴロマンは300番目ぐらい)

そんなレベルの高いUCLAで徐々に成長したゴロマン。アメリカの環境やバスケに馴染むのにも時間がかかったようですが、4年かけてUCLAのスターターの座を掴みます。

1年生のときから控えとして試合には出ていたし、実力はあったんですけどね。センターとしては同期のトーマス・ウェルシュ(現ホーネッツ)の壁を越えることができず、さらに3年生のときにT・J・リーフ(現ペイサーズ)が黄金ルーキーとして入ってきてしまったことでPFのポジションも埋まるという不運がありました。

T・J・リーフが1年で大学をやめてプロ入りしたことで空いたPFのポジションを掴み、大学最終年にしてスターターの座をゲットしたゴロマン。30試合に先発出場して平均7.8得点という成績を残し、NCAAトーナメントにも出場しています(1回戦敗退)。

数字を見ると目立ったものではありませんが、アリゾナ大学との試合でディアンドレ・エイトン(現サンズ)相手に奮闘してチームの勝利に貢献するなど、インパクトを残しています。

その試合のハイライトも貼っておきますね。最後にスリーポインターを決めた14番がゴロマンです。アメリカではGGって渾名だったみたいですね。エイトンにやられてる場面も映ってますが、試合を通じてはよく抑えたという評価でした。そもそも相手がバケモノですからね。





Gリーグで1年プレーしたあとBリーグ入り


2018年のNBAドラフトにエントリーするも指名は逃しています。さっきのエイトンが全体1位で指名され、UCLAからはアーロン・ホリデーと同期のウェルシュが指名されました。

ゴロマンもレイカーズとクリッパーズのワークアウトに招かれるなどそれなりに評価はされていたみたい。レイカーズの一員としてサマーリーグにも出場しています。

そのままレイカーズと契約…とはいかなかったものの、ニックス傘下のGリーグチームから声がかかって契約を締結。Gリーグで1年間プレーしました。そのときのプレーぶりは冒頭に貼った動画をご覧ください。

そして横浜と契約してBリーグ入りした後、このたび山形へ。なお、ハンガリー代表として国際舞台も経験しています。

UCLAのスポーツチームの愛称はBluins(ブルーインズ)なので、Go Bluins!!って声かけてあげるとゴロマンも喜ぶかも?

マスコットはJoe Bruinという熊。カリフォルニアは州の旗にも熊が描かれているぐらい熊が多い地だったんですよね。UCLAのキャンパス内にも大きな熊の像が置いてあります。そんなJoe Bruin君の動いているところも貼っておきます。アメリカのマスコットなので別に可愛いもんじゃありませんが。




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他にもサンロッカーズ渋谷を中心にBリーグに関する記事をいくつか書いています。

👉カテゴリー:サンロッカーズ・Bリーグ

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