島根スサノオマジックのペリン・ビュフォード 4大陸を渡り歩いたジャーニーマンが日本上陸

投稿 2020年7月14日

2020年7月13日、B1リーグの島根スサノオマジックがペリン・ビュフォード選手の獲得を発表しました。



1994年1月25日生まれの26歳で198cm、100kgのフォワードの選手。このペリン・ビュフォード選手のこれまでの歩みを調べてみました。

まずどんな選手か見たい人は下の動画をご覧ください。ドライブで切り込んでいくようなプレーが得意みたいですね。スリーの精度も高そう。




コミュニティカレッジで腕を磨いてNCAAへ


アラバマ州で生まれ育ったビュフォード。高校時代からそれなりに活躍はしていたようですが、大学ではなくコミュニティカレッジに進学します。

コミュティカレッジというのは日本の短大のようなもので、自分が望む大学に入学できなかった学生が学業やスポーツの腕を磨いて大学編入を目指すところです。ビュフォードもバスケの強いコミュニティカレッジに入学して腕を磨きました。

HCの後を追って転校したりしつつ、コミュニティカレッジで2年修行した後、NCAA一部のミドルテネシーステート大学に編入しました。D1の学校からオファーを受けることができたわけで、コミュニティカレッジ進学は成功だったと言えそうです。

ミドルテネシーステートはConference USAというカンファレンスに所属している大学。アメリカ代表みたいな偉そうな名前ですが、マイナー校が集まっている弱小カンファレンスです。南部の学校の中でSECやBIG12というメジャーカンファレンスから漏れた学校が集まっている印象。それでもD1の学校ではありますが。

そのミドルテネシーステートに3年生として編入して2年間プレーしたビュフォード。4年生のときにはカンファレンスチャンピオンとなってNCAAトーナメントに出場すると、一回戦で強豪ミシガンステートを破るアップセットを演じています。コミュニティカレッジからマイナー校に進学した地味な選手だったビュフォードでしたが、最後に一発大きな花火を打ち上げました。


ヨーロッパ中心に世界を転々


大学卒業後、ボストン・セルティックスのワークアウトに呼ばれたりもしたようですが、NBAドラフトにはかからず、イタリアの2部リーグのチームと契約してプロとしてのキャリアを歩み始めます。

イタリアで経験を積むと、1年後にセルティックスと契約してサマーリーグでプレーする機会も得ました。ドラフト前にもワークアウトに呼んでいたわけで、セルティックスはビュフォードに目をつけていたのでしょうね。ただ、サマーリーグでは目立った成績を残すことができず、NBAへの挑戦もそこで終了しています。

その後オーストラリアリーグのブリスベンと契約。日本代表の比江島がプレーしていたことでお馴染みのチームですね。比江島とビュフォードは入れ違いだったので一緒にプレーはしていませんが。

ブリスベンで平均16.2得点、8.1リバウンドと活躍していたビュフォードでしたが、シーズン途中で契約を解除してトルコに移籍しています。ブリスベンがプレーオフ進出を逃したことで気持ちが切れてしまったのか、「チームにコミットしていない選手を置いておけないから放出した」なんてリリースを出されてしまっています。

👉Daniel Kickert appears to take shot at Perrin Buford after Brisbane Bullets’ release of star import

トルコでプレーした後、さらにシーズンが残っていたプエルトリコに渡って6試合プレーしました。1シーズンに3つの国でプレーしたわけで、なかなか珍しい経験なんじゃないでしょうか。

その次のシーズンはロシアでプレー。ロシアは気に入ったのか、シーズンをフルにプレーしてオールスターに選出されるほどの活躍を見せています。ヨーロッパカップというカップ戦(ユーロリーグやユーロカップとは別物でレベルも落ちるそう)でも平均16.2得点をマーク。

でもそのロシアのチームも1年で退団して次は中国のチームと契約…したのですが、プレシーズンマッチ2試合に出ただけでシーズン開幕前に退団しています。何があったんでしょうね。情報がないのでよく分かりませんでした。中国語かスペイン語ができたらもう少し情報も得られそうなんですが、英語(と日本語)しかできない人間には限界がありました。

結局そのシーズンはスペインのチームと契約してプレー。でもそのチームもシーズン中に退団して、またトルコのチーム(2年前とは別のチーム)と契約して残りのシーズンをプレーしました。

そしてこのたび島根と契約して日本へ。日本は気に入ってくれますかね。高校時代も転校してるみたいだし、コミュニティカレッジもHCを追いかけてという理由はあれど転校してる。1つのチームに2年までしか在籍したことのないキャリアのようで、気に食わないことがあると環境を変えたくなる性格なのかな。プロ入りして4年で4大陸の8チームを渡り歩いているジャーニーマンですから。

イタリアとロシアではシーズンをまっとうして好成績を残しているので、チームにコミットさせることができれば大きな戦力になるのは間違いないでしょう。Bリーグでは日本人選手とのマッチアップが多くなるだろうし、無双する可能性だってある。HCはじめチームの操縦術に期待ってところですかね。色々な意味で注目したい選手です。


あわせて読みたい


島根でチームメートになるリード・トラビスについても同じように紹介しています。

👉島根スサノオマジックのリード・トラビス カレッジバスケ界のスターが日本でのキャリアを島根でスタート

他にもサンロッカーズ渋谷を中心にBリーグに関する記事をいくつか書いています。

👉カテゴリー:サンロッカーズ・Bリーグ

ツイッターではバスケについて日々騒いでいます。

グラニースミス三軒茶屋ラボ 三宿に行かなくても買える穴場

投稿 2020年5月3日 外観 三軒茶屋に 「グラニースミス三軒茶屋ラボ」という名前のお店があります。各店舗で販売するアップルパイを作る製造所のようなんですが、2020年2月からテイクアウト販売を始めました。 テイクアウト販売開始 この看板が目...