サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリー デューク、レイカーズでプレーしたエリートがBリーグへ

投稿 2018年7月27日 更新 2020年5月22日

2018年7月27日、サンロッカーズ渋谷にライアン・ケリー(Ryan Kelly)選手が加入することが発表されました。



デュークからレイカーズと歩んできたエリート。これまでの経歴と日本でのプレーぶりなどをまとめてみたいと思います。


経歴

1991年4月1日生まれで身長2m11cm、体重は104kg。ポジションはフォワード。

経歴は、デューク大学(2009〜2013)、ロサンゼルス・レイカーズ(2013〜2016)、アトランタ・ホークス(2016〜2017)、レアル・ベティス(スペインリーグ、2017〜2018)。


高校時代


ノースカロライナ州の高校でプレー。その高校の通算得点記録を塗り替えるなど活躍すると、最終年は高校オールアメリカンに選ばれる大活躍を見せ、リクルーティングサイトでは同い年の高校生の中でトップ30に入る高い評価を受けました。

アメリカの情報サイトでは高校生を星の数で評価するのですが、バスケだとトップ30ぐらいまでの選手が5つ星と言われるエリート選手です。4つ星(トップ100ぐらい)でも十分エリートですが、5つ星は別格。

ケリーと同い年でトップ30に入る高い評価を受けていた選手だと、John Wall、DeMarcus Cousins、Lance Stephensonなどがいました。


デューク大学時代


カレッジは名門デューク大学を選択。バスケで毎年チャンピオン候補に挙がる強豪であり、学業面でも非常に優秀な大学です。スポーツ推薦だったとしても、高校時代の成績が悪すぎると入れない大学でもある。

監督は"Coach K"の愛称で知られるMike Krzyzewski。1980年からデュークの監督を務めて通算1100勝をあげ、全米チャンピオンに5回輝いている名監督です。北京、ロンドン、リオの3つのオリンピックでアメリカ代表の監督を務め、3大会連続で金メダルを獲得した監督でもある。

そのデュークで4年間プレーしたケリー。3年目と4年目はチームキャプテンを任され、さらに所属カンファレンスの中で学業面でも優れた実績を残した選手に与えられるALL Academic Teamに4年連続で選ばれています。

そんなケリーのデュークでのハイライトがこちら。動けて3ポイントも打てるビッグマンって感じですね。



ちなみに、デュークでの1学年下にカイリー・アーヴィング(Kyrie Irving)がいます。アーヴィングは1年でプロ入りしてしまったので、一緒に出た試合は少なかったですが。


レイカーズ時代


デューク卒業後、2013年NBAドラフトの二巡目(全体48番目)でロサンゼルス・レイカーズから指名されました。Anthony Bennettがカナダ人として初めて全体1位で指名された年です。

ケリーが指名されたときの動画がこちら。





ドラフト前の評価では、大きい割にテクニックがあってシュート精度の高い選手だが、体の強さとスピードが不足していると評価されていたようです。当時のNBAプレーヤーの中だとニック・ファジーカスに似ていると評価されていたみたい。後に2人とも日本でプレーするようになったのは偶然なのか、こういうタイプがBリーグ向きということなのか。

👉そのときのケリーについてはこちらを参照

レイカーズでは3シーズンプレー。活躍した試合もありましたが、スターターの座を射止めることはできず、3年目の終わりに契約終了となりました。

ルーキーイヤーから出場機会を掴み、将来を期待されていた時期もあったのですが、1年目の終わりにケリーを評価していた監督がクビになり、後任の監督のシステムにフィットしなかったいう不運もありました。

ただ、才能ある選手は1年で大学を中退してNBA入りしますからね。大学で4年プレーしたあとさらにプロで3年経験したケリーは当時すでに25歳。その年で確固たる地位を築けていなかったら居場所がなくなってしまう世界ということです。

レイカーズとの契約が終了したあとアトランタ・ホークスと契約しましたが、ほとんど試合に出ることができず、翌年スペインに渡ってレアル・ベティスというチームに加入しています。


サンロッカーズ渋谷でのケリー


そのベティスを1年で辞め、2018-19シーズンからサンロッカーズ渋谷でプレーしています。デューク、NBAと高いレベルでプレーしてきた本物の選手。開幕戦のアルバルク東京戦でいきなり活躍して、早速その実力を示しました。



目の前でプレーしているところも見ていますが、さすがのプレーぶり。このレベルの選手のプレーを目の前で見ることができるのってすごいと思うんです。NBAを最前列で見ることなんて庶民には不可能ですからね。


サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリーがダンクを決める瞬間
ダンクするケリー
サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリーの速攻からのダンク
速攻からのダンク

サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリーがダンクのあとリングにぶら下がる
リングにぶら下がる

 サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリーのダンクする後ろ姿
ダンクする後ろ姿

現地観戦のたびにダンクするケリーを観ている気がします。フットワークが軽いのか、ディフェンスの間をかいくぐってゴール下まで進んじゃうんですよね。これがNBAのプレーかって感じ。


サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリーのレイアップ
レイアップ

サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリーのドリブル
ドリブルするケリー
鋭いドライブでディフェンスをかわす
鋭いドライブでディフェンスをかわす

サンロッカーズ渋谷のライアン・ケリーのジャンプシュート
ジャンプシュート
フリースローを放つサンロッカーズ渋谷のライアン・ケリー
フリースローもうまい

ダンクするだけではありません。自らドリブルで切り込むこともできるし、シュートの精度も高い。フリースローもほとんど外さない。

レイカーズ時代に3番で起用されたこともある器用な選手(NBAレベルでは通用せずに酷評されていましたが)。単なるビッグマンではありません。ハイレベルなプレーをこれからも楽しみたいと思います。



2018-19シーズンは58試合に先発出場して1試合あたり32分44秒プレー、20.1得点、10.2リバウンドという成績を残しています。得点ランキング7位、リバウンドでは6位。

2019-20シーズンはリーグ戦29試合に先発出場して1試合あたり32分14秒プレー、22.4得点、7.4リバウンドという成績を残しています。外国籍3人でローテーションを敷いたため公式ランキングには入っていませんが、得点はガードナー、ファジーカス、サイモンに次ぐ4位に相当します。

サイズ、ジャクソンとリバウンドの強い選手が加わったことでリバウンドは減り、その分得点が増えた感じ。スリーも1年目は1試合あたり4本から約8本と倍増。難しいシュートを任される割りに決定率も高く、頼れる得点源でした。

さらに2020-21シーズンもサンロッカーズに残ることが発表されています。このレベルの選手が3年もいてくれるなんて…。来シーズンも楽しみです。


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他にもマスコットのサンディーなど、サンロッカーズ渋谷を中心にBリーグをについても記事を書いています。

👉カテゴリー:サンロッカーズ・Bリーグ

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