サンロッカーズ渋谷のチャールズ・ジャクソン 野性味溢れる動けるビッグマンが渋谷に加入

投稿 2019年8月29日 更新 2020年5月22日

2019年8月29日、Bリーグのサンロッカーズ渋谷がチャールズ・ジャクソン選手との契約締結を発表しました。



1993年5月22日生まれの26歳で、208cm、102kgのセンター。フルネームはチャールズ・エドワード・ジャクソン。このジャクソン選手の経歴を調べてみたので紹介したいと思います。



この動画は2015年にレイカーズのワークアウトに参加したときのもの。喋るとこんな感じです。


遅咲きの苦労人が怪我を乗り越えてNCAA一部へ


オレゴン州のポートランドで生まれ、育ったのはカリフォルニア州のサクラメント。ロサンゼルスやサンフランシスコと比べると小さな街ですが、カリフォルニア州の州都で、政治や行政の中心です。NBAのキングスのホームタウンでもありますね。そこで7人兄弟(女5、男2)という大家族で育ちました。

高校まではバスケの他にアメフトと野球もプレーしていて、バスケを始めたのは15歳のときとかなり遅めでした。詳細は不明ですが、育った環境がハードで、ストリートにあるバスケコートでも大人が占拠していて思うようにプレーさせてもらえなかったようです。あまり治安のよろしくないエリアにいたのかもしれません。

高校時代には1年間競技から離れる時期があるなど、難しい青春時代を過ごしていたようです。家族の支えもあってチームに復帰したものの、最後まで控えのまま。当然、大学からの奨学金オファーなどはなく、コミュニティカレッジに進学して腕を磨くことに。

最初に入ったカレッジではレッドシャツとなり、試合出場なし。当時の監督のインタビューを読むと、大学レベルでプレーできる体ではなかったようす。高校では背が小さくてシューティングガードでプレーしていて、そこから一気に背が伸びたものの、ヒョロっとしていたのでしょう。というわけでまずは1年間体づくりに励むことに。

これが功を奏し、その監督を追いかけて転校した別のカレッジで翌年は大活躍。一気に素質を開花させると、UCLAのようなメジャー大学からも注目される存在となります。

ところが、翌年、学業面で大学編入レベルに到達するために別のコミュニティカレッジに進学したところで怪我をしてしまいます。なんとかシーズンの終わりまでに復帰したものの、怪我をした途端に離れていき、プレーできると分かったら戻ってきた様々な大学のコーチ達に不信感を抱くことに。

結局、後から登場してジャクソンの不信感を拭うことに成功したテネシーテック(テネシー工科大)に進学します。コーチの人柄と大学の暖かい雰囲気が決め手だったようです。


テネシーテックで大活躍してNBAドラフトにエントリー


テネシーテックはオハイオバレーというカンファレンスに所属している学校。それほど強豪というわけではありませんが、れっきとしたNCAA一部リーグの大学です。苦労して遠回りしたジャクソンでしたが、ついにこのレベルまで到達したわけです。

そのテネシーテックではスターターとして大活躍。シーズン平均でダブルダブルに近い、13得点、9.5リバウンドというすごい成績を残しました。

そのころのジャクソンのハイライトがあったのでリンクを貼っておきます。



テネシーテックでもう1年プレーする資格を持っていたジャクソンでしたが、2015年のNBAドラフトにアーリーエントリー。

マイナー校の選手で全米レベルではあまり知られていなかったものの、レイカーズやヒートのワークアウトに呼ばれるなど、それなりに注目はされていたようです。レイカーズ入りしていたらライアン・ケリーとチームメートでしたね。

NBAレベルでも通用するサイズとパワーを持ち、機動力を活かしたリバウンド能力の高さも高く評価されていたみたい。残念ながら指名には至りませんでしたが、サマーリーグでプレーする機会は得ています。



ニュージーランド、Dリーグ、トルコ、ドイツを経て日本へ


サマーリーグでプレーしたあと、ニュージーランドのチームと契約してプロ生活をスタート。主力として得点とリバウンドを積み重ね、チームの優勝に貢献しています。

翌シーズンはアメリカに戻ってDリーグ(現在のGリーグ)で1年間プレー。NBA入りに再度挑みましたが叶いませんでした。

すると翌シーズンはトルコ2部リーグのチームと契約。2年間トルコでプレーしたあと、直近はドイツ1部リーグでプレーしていました。

ドイツでのプレーぶりをまとめた動画も発見したので貼っておきます。髪型も含め、野性味溢れる外見とプレーぶり。





サンロッカーズ渋谷でも熱いプレーで魅了


様々な国で結果を残してきている選手。Bリーグではどんなプレーを見せてくれるでしょうか。

…と思っていたら、ゴール下で体を張ってボールに食らいつく熱いプレーでサンロッカーズファンを魅了。元NBA選手であるライアン・ケリーと、スペイン代表経験もあるセバスチャン・サイズという実力者2人とローテーションで使い分けられるだけの実力を見せています。




ゴール下に走り込む
ゴール下に走り込む

象徴的なのがこのシーン。速攻から味方のレイアップが決まった瞬間なのですが、リバウンドに備えてしっかりと走り込んできています。


リバウンドをもぎ取る
リバウンドをもぎ取る

実際にリバウンドを取った瞬間。高くてパワフルですよね。


 シュートも決められる
シュートも決められる

リバウンドだけでなく得点力も高い。ブロックをかいくぐってレイアップを決める器用さも持っています。フリースローの決定率も高くて、決してパワーだけの選手ではない。本当に良い選手が渋谷に来てくれました。

Bリーグ1年目は27試合に先発出場して1試合あたり30分30分の出場時間で17.7得点、10.6リバウンドという成績を残しています。特にオフェンスリバウンドを1試合あたり5つ近くマークしていてこれはリーグトップレベルの数字。ゴール下に飛び込んで戦っていることが伝わる数字となっています。

2020−21シーズンもサンロッカーズの一員として戦うことが発表されました。来シーズンの活躍も楽しみにしています。


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