東京ヤクルトスワローズのスコット・マクガフ オレゴン大学からメジャーを経て日本へ

投稿 2018年12月25日 更新2020年11月11日

2018年12月25日、東京ヤクルトスワローズがスコット・マクガフ選手との契約を発表しました。インタビューに答えている動画があったので貼っておきますね。


そんなマクガフ選手の経歴を調べてみました。

ピッツバーグで生まれ育ちメジャーから指名


1989年にペンシルベニア州のピッツバーグで生まれたマクガフ。そのままピッツバーグで育ち、高校ではバスケと野球をプレー。野球ではピッチャーとショートの二刀流で、どちらかというとショートとして高く評価されていたみたい。

アメリカでは身体能力の高い選手がショートに回されるそうなので、それだけアスリートとして優秀だったのでしょう。お父さんもクリーブランド・インディアンスでプレーしていた元メジャーリーガーらしく、野球エリートの生まれと言えそうです。

高校卒業時にメジャーリーグのドラフトで指名されていますが、このときは46巡目で全体1371番目の指名という低い評価で、しかも投手ではなくショートとしての指名だったため、プロ入りは見送って大学に進学しています。守備はともかく、打撃面で野手としてメジャーを目指すのは難しいという判断だったようです。

メジャーリーグのドラフトはものすごい人数を指名して、ルーキーリーグからステップアップする過程でふるいにかけていくんですよね。即戦力しかプロ入りできないバスケやアメフトとは違って。その分、指名されても蹴る選手も多い。マクガフがレアケースということはありません。

オレゴン大学で活躍


大学はオレゴン大学を選んでいます。学業面でも優秀ですが、全米レベルではスポーツの強豪校として名を馳せている大学。卒業生にナイキの創始者(フィル・ナイト)がいて、母校のスポーツプログラムに多大なる援助をしているため施設が充実していることでも有名。

そのマスコットはドナルドダックそっくりのアヒル。そっくりというか、1947年にウォルト・ディズニーと交渉してドナルドダックを公式マスコットに採用したのが始まりなので、ほぼドナルドダックです。

動くオレゴン大学のマスコットは下の動画を見てください。



オレゴン大学のスポーツチームの愛称はその名の通り「ダックス」。マクガフ選手に向かって"Go Ducks!!"って声をかけてあげると喜ぶかもしれません。両手でOのマークを作りながらだと完璧。

そのオレゴン大学では1年生からリリーフとショートの二刀流としてプレー。2年生から投手に専念するとストッパーを任され、シーズン後には大学アメリカ代表チームの一員として来日もしています。入団コメント見ると、「そのときから日本に興味があった」とありますので、その経験が来日に結びついたのかもしれません。

3年生のときにはキャプテンに選ばれ、さらにシーズン後にチームメートの投票で選ばれる「ベストチームメート」という賞ももらっています。

オレゴン大学時代の動画があったので貼っておきます。



二度目のドラフト指名を受けてメジャーへ


4年生シーズンをスキップしてメジャーリーグのドラフトにエントリーしたマクガフ。2011年のドラフトで、5巡目(全体164番目)でロサンゼルス・ドジャーズから指名を受けます。このときは投手としての指名です。高校卒業時点ではショートとしての指名で、しかも46巡目でしたからね。大学進学は正解だったと言えそう。

1年目はルーキーリーグとシングルAでプレーして、2年目の夏にマイアミ・マーリンズにトレードされました。2014年をトミー・ジョン手術で棒に振ったものの、2015年にメジャーデビューを果たしています。ただ、スリーランホームランを浴びるほろ苦デビューとなってしまいました。

マクガフがメジャーで投げている動画も見つけたので貼っておきます。


残念ながらメジャーでは目立った成績を残すことはできず、2018年シーズンはマイナー契約を結んでトリプルエーでプレーしていました。43試合で71イニングを投げ、防御率5.55、7勝3敗で81奪三振という成績を残しています

スワローズでも活躍


2019年は開幕からリリーフとして起用され結果を残したマクガフ。勝利の方程式に一角を担ったり、石山不在時には守護神を任されたりするなど、チームにとって欠かせない存在としてフル回転してくれました。

結局、65試合に登板して6勝3敗11セーブで防御率3.15という成績。68イニングを投げて三振を64奪う一方、ホームランは2本しか浴びなかったように、球威のある球で打者をねじ伏せていました。四死球も24とコントロールも良かった。

インフルエンザにかかってしまった石山の代役としてオールスターにも出場して、速球で東京ドームを沸かせました。今シーズンのスワローズを支えた一人。この人がいなかったらどんな酷い成績だったのか、考えると恐ろしいです。

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チームメートやコーチ陣から人間性を絶賛され、オフには新たに日本球界入りした助っ人達から日本について相談を受けていたそう。やっぱりナイスガイなんですね。ますます好印象です。

2020年は50試合に登板して4勝1敗23ホールドで防御率3.91という成績でした。四死球こそ18とさらに減ったものの、それ以外は数字としては悪くなってしまった感じ。印象としても不安定でしたかね。それでも貴重なリリーフとしてチームに貢献してくれたとは思いますが。2021年シーズンも残留するなら巻き返しを期待したいです。

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